閉院となった場合に、テナント契約の違約金は発生する? 2024.05.28 医療法人解散 医療法人の理事長をしています。 現時点では、後継者がおらず、第3者に事業譲渡することも考えていないため、このまま後継者が見つからなければ、数年後には医療法人を解散させたいと思っています。 医療法人を解散させることになった場合、テナント契約の違約金は発生するのでしょうか? 契約期間
待合室に飾る絵画は経費となる? 2024.05.15 一般税務 待合室に飾る絵画を購入しようと考えています。絵画は経費計上できるのでしょうか? クリニックの待合室に飾る絵画は、絵画の取得価額によって、経費計上できるか否か取り扱いがことなります。 絵画の取得価額には、絵画の代金のみならず、額縁や絵画を運んでもらう運賃、据付費などが含まれます。
こんなはずではなかった!医療法人化の失敗事例~引き継げなかった借入金編~ 2024.05.09 医療法人化 クリニックを個人開業して、順調に業績があがると、個人の税金が増えるため、顧問の税理士さんから、節税のために医療法人を作ろうと提案される先生も多いかと思います。 たしかに医療法人を設立することにより、節税になる可能性は高くメリットもありますが、法人成りをすることによるデメリットも多々ありま
こんなはずではなかった!医療法人化の失敗事例~法人の建物所有編~ 2024.04.14 医療法人化 クリニックを個人開業して、順調に業績があがると、個人の税金が増えるため、顧問の税理士さんから、節税のために医療法人を作ろうと提案される先生も多いかと思います。 たしかに医療法人を設立することにより、節税になる可能性は高くメリットもありますが、法人成りをすることによるデメリットも多々ありま
親が所有する物件を使ってクリニックをオープンする場合の注意点 2023.12.05 行政手続 今回は、親御さんが所有する物件を使用してクリニックをオープンする場合について、開設届を準備する際、予め知っておいていただきたい手続き上のポイントをいくつかお届けしたいと思います。 なお、今回は、個人開設を前提にしています。法人開設については、異なる部分もございますので、ご注意いただきたい
配偶者は小規模企業共済に加入できる? 2023.11.05 一般税務 Q.個人クリニックを経営しています。 奥様にクリニックを手伝ってもらっているため、青色事業専従者として給与を支給しています。小規模企業共済はたくさんのメリットがあるため院長の自分は加入しているのですが、奥様は小規模企業共済に加入できないのでしょうか?A.事業専従者の奥様であっても、一定の要
MS法人と医療法人の本店住所は同じで問題ない? 2023.10.26 MS法人 現在経営している医療法人とは別に、新たにいわゆるMS法人を設立しようと思っています。MS法人の本店住所を医療法人と同じ住所にしたいと思っていますが、問題ないでしょうか? クリニック内にMS法人の事務所を置くケースは、MS法人の存在を説明しやすいことからよく作られます。 しかし、今
開業歯科医師の奥様向けのセミナーをさせていただきました! 2023.10.23 セミナー開催報告 今回は、開業歯科医師の奥様向けセミナーの開催報告をお届けします。このセミナーは、歯科医師の奥様たちが、会計・税務面からパートナーの成功をサポートし、より充実した日常のための情報をお届けする場として企画されました。1.セミナーの開催 セミナーは、先週に横浜市内で開催されまし
歯科医師会に支払う会費などは経費計上できるの? 2023.10.11 一般税務 歯科医師会に加入している場合、会費等を支払われているかと思いますが、その支払の内訳をみると経費になるものとならないものがあります。今回は歯科医師会の会費等の経費計上についてお伝えさせていただきます。歯科医師会の会費 歯科医師会の会費は経費となります。 歯科医師会は日本歯科医師会と
新しくクリニックを開設したいけど、開設届にはどのようなことを書けば良いの!? 2023.10.05 行政手続 今回は、新しくクリニックを開設する際に作成する開設届について、それを記載する際の注意点を、いくつかお届けしたいと思います。記載事項は多岐に渡りますが、今回は、ポイントをいくつかに絞ってお届けしたいと思います。診療科名は実態に即していれば何でも良いの? 開設届には、開設するクリニッ
個人成りのデメリットとは? 2023.10.02 医療法人解散 個人成りの主なデメリットとは? 前回のブログで、個人成りのメリットについてお伝えさせていただきました。 個人成りの主なデメリットは下記のようなことがあります。①給与所得控除が使えなくなる 医療法人化すると役員報酬を支給することになりますが、給与の全額が課税されるのではなく、
医療機関コードはどのように通知されるの? 2023.09.27 行政手続 原則的に、保健医療機関指定申請の手続きが問題なく終了すると、指定通知書というものが申請者であるクリニック等医療機関のお手元に届きます。 この指定通知書に、「あなたは医療機関として指定されました、保険請求できます」という趣旨の内容と共に、医療機関コード(※)が記載されています。※医
医療機関コードってなに!? 2023.09.27 行政手続 本日は、クリニックにとってとても大事な医療機関コードについて、あらかじめ知っておいていただきたいことをお届けしたいと思います。 この医療機関コードは、個人クリニックでも、法人の医療機関でも、厚生局から保険医療機関の指定を受けていない場合には発行されません。 厚生局に保険医療機関指
家賃年払いの落とし穴 2023.09.11 一般税務 私は3月決算の医療法人の理事長をしています。今期は利益が多額に出そうなので、節税のために家賃の年払いをしました。しかし、1年分の家賃を前払いしたことにより、資金繰りが悪化してしまいました。 家賃の年払いは、容易にできる節税対策の1つです。しかし節税のことだけを考えて、資金繰りについて考え
クリニックの土地・建物は医療法人名義にしたほうがいいの? 2023.08.31 医療法人化 今回は、医療法人の設立を考えておられる先生から、先生個人が所有するクリニックの土地・建物を、医療法人名義にするか、先生個人のまま医療法人から賃貸料をもらったほうがいいか、というご質問がありましたのでご紹介させていただきます。 法人所有にする場合、下記のようなデメリットがあります。
スタッフへ支給する昼食のお弁当代は経費計上できるの? 2023.08.28 一般税務 クリニックが忙しくなり、頑張っているスタッフのために、昼食として、月に4回、1回あたり1,500円のお弁当を配りました。税務上、何か問題はありますか? 昼食の支給は基本的に給与とみなされてしまいます。実際にお金を渡していなくても、食事という利益を与えているためです。給与とみなされる場合、
医療法人化にあたって、個人開業時の借入金は引継ぎできるの? 2023.08.10 医療法人化 おはようございますクリニックを個人開業して、順調に業績があがると、個人の税金が増えるため、顧問の税理士さんから、節税のために医療法人を作ろうと提案され、設立を検討される先生も多いかと思いますたしかに医療法人を設立することにより、節税になる可能性は高くメリットもありますが、法人成りを