Q:IT補助金も種類がたくさんありますが、クリニックのホームページを作成した場合などは補助金支給の対象になるのでしょうか?
A:これは良く聞かれる質問の一つですが、結論から言えば、基本は対象外になると考えて頂いた方が良いでしょう。
ただ、ECサイトなどを作るときには特例があり、受発注、決済機能を伴うソフトであれば、対象になる可能性はあります。
但し、医療機関の場合は、診療に付随しない不特定多数の方への物販は原則不可なので、注意が必要ですね。
例えば、オンライン診療での治療の一環で、通販サイトで物販を行うような場合であれば、対象になる可能性はあると思います。単に、ホームページで、クリニックの紹介をしているだけだと、対象にはならないでしょう。
補助金の支給の目的を考えてみると理解が深まると思いますので、少し振り返ってみましょう。
IT導入補助金の説明書には、以下のように記載されています。
「IT導入補助金は、中小企業・小規模事業者等の労働生産性の向上を目的として、業務効率化やDX等に向けた ITツール(ソフトウェア、サービス等)の導入を支援する補助金です。」
つまり、補助金支給の目的は、企業の労働生産性を向上することと書かれています。
ここがポイントで、「生産性向上」につながるツールかどうかということになるわけです。
特例にある「ECサイト」などは、導入することで、受発注業務や決済業務を効率することにつながることを訴求できるので、対象になる可能性があると考えられます。
一方で、ホームページで、クリニックの紹介をしているだけであれば、単にビラ配りをなくしただけのような効果しか訴えることができないのではないでしょうか。
また、対象となるITツールは事前に、事務局の審査を受けて、補助金ホームページに公開(登録)されているものとなります。したがって、導入を検討されているソフトツールが補助金の対象になっているかは、事前に確認されることをお勧めします。
